のんびり中国語
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単騎、千里を走る。
2006年 02月 13日 |
チャン・イーモウ(张艺谋)監督&高倉健主演の話題作、「単騎、千里を走る。(千里走单骑)」を観てきました。
教室の先生も言っていましたが、中国では高倉健という俳優はとても有名で、人気があるのだそう。前にもこんなこと言ってたっけ。「もし健さんが結婚してくれと言ったら、私迷わず結婚するわよ!」(先生は既婚者です^^;)

この映画は、元々高倉健さんの大ファンだった監督が「いつか彼の映画を撮りたい!」という夢を実現させたものだそうですが、なるほど彼に対する敬意がとても表れていたように思います。まず、高倉健ありき。彼のための映画を撮る、それも、彼が一人で中国に来ることを前提に。そしてそれに答えた健さん。既に70歳を過ぎているとは思えないほど力強く、存在感のある演技。ただそこに立っているだけで絵になる俳優って、そうそういないですよね。
高倉健さんは撮影中、中国スタッフの気遣いに何度も感動させられたそうですが、やはりそれは彼が「高倉健」だったからではないでしょうか。中国人の彼に対する尊敬の念が、映画の随所にも見られた気がしました。
彼が演じる高田剛一という男は、無口で不器用、でもとても誠実な男。息子の想いを実現させるために乗り込んだ、言葉も分からない中国で何を見、何を感じたのか・・・・・映画を観ながら私は何度もこれを健さん本人と重ね合わせずにはいられませんでした。

そしてこの映画では、高田という男は一言も中国語を発していません。「ありがとう」「すみません」といった簡単な言葉さえ頑固に日本語で通している。でも、そんな不器用な彼が中国人の心を動かし、お互いの心を通わせていくのです。特にビデオレターで訴えるシーン、「助」と「謝」の字が書かれた大きな旗を掲げて訴えるところには思わず涙・・・。言葉ってなんだろう、気持ちを伝えるってなんだろう・・・そんな事をふと考えさせられたのでした。

チャン・イーモウ監督は素人を使うのがとても上手いことで定評がありますが、たしかに中国の登場人物はみな魅力的。実際にその職業の人から選んだという通訳ガイドも村人も警官も、みな人情味溢れるいい人ばかり。ここには本物ならではのよさがあったように感じました。そして子役のヤンヤンがもう抜群にいい!チャン・イーモウ監督は、「HERO」「LOVERS」といった大作よりも、もしかしたらこういう素朴な人情ドラマの方が手腕を存分に発揮できるのかも。

憧れの雲南省・麗江が舞台ということで、その風景にも大いに感動。なかなかの良作だったと思います。

★私のお気に入り。高田(高倉健)とヤンヤンが山で二人っきりで一夜を明かすシーン。
「○○○撮ってどうすんだよ!」→敢えて伏せ字にさせていただきました。気になる方は映画館へGO!
この時のヤンヤンの表情が最高!高田とヤンヤンの距離が一気に縮まった、印象的なシーンです。
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by minmin-cat | 2006-02-13 11:21 | 映画 |
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